イギリスのストロー外相は12日、下院で声明を発表し、イラク戦争の前に政府が発表したイラクの大量破壊兵器に関する情報は信頼できないと示し、情報機関はこれらの誤った情報を正式に取り消すことを決めたと明らかにしました。
しかし、ストロー外相は当日、アメリカに追随してイラク戦争を発動した政府のために引き続き弁解し、当時政府の戦争への参加決定は間違っていないと強調しました。
これに対して、最大の与党である「保守党」は、ブレア政権の謝罪を求め、二番目の与党である「自由民主党」は、イラクに関する誤った情報を取り消すことによって政府の信頼度が窮地に追い込まれてしまったと示唆しました。
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