パレスチナ安全部門の関係者は1日、イスラエルの武装ヘリは当日早朝、ガザ地区にあるジャバリヤの難民キャンプにロケット弾を撃ち込み、2人のハマスのメンバーを爆死させ、またイスラエル軍の戦車はこの日、ガザ北部のパレスチナ自治政府のアラファト議長の官邸付近に少なくとも10発の砲弾を撃ち込み、パレスチナ武装グループの一人のメンバーを爆死させたとh発表しました。
このほか、イスラエル軍はこのほど、ガザ地区に大規模な軍事行動を起こし、9月の30日だけでも31人のカレスチナ人が死亡していますが、30日は2000年9月のパレスチナで起こった武装蜂起以来、流血紛争による死者が一番多かった日だとのことです。
このパレスチナ・イスラエル間の武力紛争のエスカレートに、欧州委員会のソラナ外交安全担当上級代表は1日声明を発表して強く非難していますが、アメリカ国務省のエレリー副報道官は当日の記者会見の席上、パレスチナの庶民を死傷させないようイスラエル側に強く要求する一方で、「イスラエル側には自衛の権利がある」としています。
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