中国外務省の孔泉スポークスマンは、28日北京の定例記者会見で、「中国は、日本と共に努力して、21世紀の中日関係の推進で更なる進展と遂げるよう期待している」と表明しました。
これは、孔泉スポークスマンが記者の関連質問に答えた際述べたものです。孔泉スポークスマンは、また、「中日両国の長期的な善隣友好協力関係を推進することは、両国と両国民の利益に合致し、世界の平和、安定、発展にもプラスとなる。中国は、中日共同声明など3つの政治的文書に基づいて、『歴史を鑑とし、未来に向ける』という原則を堅持し、両国関係の前向きな発展を推し進めていく」と述べました。
さらに、孔泉スポークスマンは、「中国は、日本指導者の靖国神社参拝問題について何回も厳正なる立場を表明した。歴史を正しく認識し、歴史問題を正しく処理することは、中日関係の政治的基盤であり、日本が国際社会、特にアジア諸国の信頼を得るための非常に重要な条件でもある。日本の指導者は侵略反省の承諾をきちんと守り、アジア人民の感情を傷つけることをやめるよう中国は期待している」と示しました。(09/28)
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