中東問題の関係四者であるアメリカ、ロシア、国連、EU・欧州連合は22日ニューヨークの国連本部で会談後、声明を発表し、中東和平ロードマップ計画を真剣に履行するようイスラエル・パレスチナ双方に再度呼びかけました。
声明は、中東地区でテロと暴力衝突が絶えず発生し、和平プロセスが膠着状態に陥っていることに憂慮を示し、当該地区の情勢は極めて困難であり、ロードマップ計画の実施は何の実質的な進展もないままだとしています。
声明は、治安の改善を積極的に推進し、法制度を建て直し、ガザ地区を接収管理する準備をするようパレスチナ側に呼びかけ、パレスチナ側が公正かつ自由な地方選挙のため尽くした努力に歓迎の意を表し、協力を強化するようイスラエル・パレスチナ双方に要求しました。(09/23)
|