ウィーンで開かれているIAEA ・国際原子力機関の第48回会議に出席した中国代表団の張華祝団長は20日の会議で発言し、核拡散防止問題についての中国の立場を全面的に表明しました 。
張華祝団長は、「中国は核拡散防止に関する政策を揺ぎ無く実施し、核兵器の全面的禁止と徹底的廃棄を全面的に主張し、いかなる形式による核拡散にあくまでも反対し、核拡散防止に関する国際的協力に積極的に参与し、核拡散防止の世界的事業に寄与していく。中国政府は2003年、『核拡散防止政策と措置に関する白書』を発表し、また今年の5月に、NSG ・原子力供給国グループに加盟し、真剣で責任を持つ態度をもってその国際的義務を確実に履行していく」と述べたあと、中国政府を代表して、IAEAと発展途上国との技術協力活動に対する支持として100万ドルをIAEAに提供することを発表しました。
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