中国外務省の孔泉スポークスマンは16日、北京で記者の質問に答えた際、アメリカ国務省がこのほど発表した『2004年度国際宗教自由報告』の中国に関した部分は、事実を顧みず、中国の宗教政策と宗教自由の状況を何の理由もなく非難し、中国の内政に干渉したため、中国は強い不満を示すと共に、これに断固反対するとの立場を表明しました。
孔泉スポークスマンはその際、「中国政府は法に基づいて、公民の宗教信仰自由の権利を守り、中国の各民族、各地区の人々は法に基づいて、宗教信仰の自由を有していることは、みんなが認めている事実である。アメリカは宗教問題を利用し、他国の内部事務に勝手気ままに口を挟み、何の理由もなく非難することはまったく道理のないことで、アメリカ自国及び他国の利益を損なうことだ」と指摘し、中米関係にマイナスな影響を与えないため、中国はこの誤ったやり方を改め、宗教問題を利用して中国の内政に干渉するやり方を直ちに停止するようアメリカ側に求めました。(09/16)
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