中国外務省の孔泉スポークスマンは14日北京での記者会見で、「スーダン政府が国際社会、特にアラブ連盟の支援の下に地元の人道的情勢をいち早く緩和するよう期待している」と語りました。
孔泉スポークスマンは、中国政府は、ダルフール問題にこれまで関心を寄せ、スーダン政府に1000万人民元相当の物資炎上を含むいくつかの努力を払ってきた。しばらく前国連安保理が採択した1556号決議の実施で、スーダン政府はいくらかの進展を勝ち取り、ダルフール情勢はよき方向に発展している。アメリカが安保理に提出した新しい決議案は、スーダンに制裁をおこなったり、或いは制裁実施という警告を発することを提案しているが、これはダルフール問題の解決に新たな複雑な要素をもたらすだけである。アメリカ側が各側の見解に耳を傾け、その新しい決議案に修正を加え、ダルフール問題の適切な解決を図るよう希望する」と述べました。
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