イスラエルを訪れている中国の中東問題担当の王世 杰特使は12日、イスラエルのシャロム外相と会見し、「中国はイスラエルとパレスチナが具体的な措置を講じて、相互信頼を深め、和平交渉を回復するため条件作りをすることを希望する」と述べました。
王世杰界特使は、「中国はイスラエルとパレスチナが国連の関連決議と『土地と平和の交換』という原則を踏まえ、交渉を通じて紛争を解決し、最終的に、二つの民族の平和共存を実現させることを期待している。中国はまた、イスラエルがパレスチナに対する軍事行動を直ちに停止し、分離フェンスの修築とユダヤ人入植地の設置をやめ、拘束されているパレスチナ人を釈放することを希望する」と述べました。
これに対し、シャロム外相は、「イスラエルは中国がイスラエルとパレスチナ問題で発揮した役割賞賛する。」と述べました。
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