イラン国家安全保障最高評議会のロハニ事務局長は8日談話を発表し、西側諸国とIAEA 国際原子力機構は来週開かれる理事会会議を前にイランに対して過度な強硬態度を取らないよう警告しました。
関係筋によりますと、IAEA理事会会議で、イランの核問題を国連安保理に出すかどうかについて討議されることになるということです。
ウィーンの外交筋の話では、イランはこのほど原則的に濃縮ウランを製造することの停止に同意しました。その中には生産やテスト及び濃縮ウラン製造に使われる分離機の組み立てなどが含まれています。しかし、アメリカ国務省のバウチャースポークスマンは8日メディアを前に、「イランがこのような承諾をしたのは、IAEAが行動を講じることを遅らせ、その濃縮ウラン計画を整えるための時間稼ぎである」と述べました。
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