中国外務省の孔泉スポークスマンは2日北京で開かれた記者会見で、いわゆる人権組織が中国の2008年オリンピック主催に反対していることに憤りを示しました。
孔泉スポークスマンは記者の質問に答えた際まず、先週、二人の外国人が北京のある公園の入り口でチベット独立を擁護するスローガンを掲げたほか、中国が2008年オリンピックを主催することに反対するとしていたことを明らかにしました。これに対して、孔泉スポークスマンは、「中国国民は外国の観光客が中国に旅行に来ることを非常に歓迎するものであるが、観光客として、少なくとも中国の法律法規を遵守し、中国の国家統一と領土保全を尊重してほしい。観光の名目で政治性の高いスローガンを掲げることは非常に不適切である」と指摘しました。
孔泉スポークスマンはさらに、「今回のアテネオリンピックで、中国代表はすばらしい成績を遂げた。現在各方面は2008年オリンピックに対して大きな希望を寄せており、中国国民あげて、北京オリンピックを成功させようと努力している」と述べました。(09/02)
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