国際社会は8月31日、イスラエル南部の都市ベルシェーバで発生した自爆テロによるバス爆破を非難しました。
国連のアナン事務総長は声明を発表し、パレスチナ民族の権力機構が爆発事件の犯行者を厳しく処罰し、措置を講じて、類似事件の再発を防ぐよう呼びかけました。
国連安全保障理事会の今月の議長を務めるロシアのデニソフ国連代表は中東地区の武力行動のエスカレートを非難し、関係各方面が中東和平プロセスを引き続き推し進めるよう呼びかけました。
EU・欧州連合の外交と安全政策を担当するソラナ上級代表は声明を発表し、「中東和平のロードマップの実行は中東問題を解決する唯一の方法だ。武力衝突はこの問題で払ったすべての努力を妨害するもので、直ちに停止させなければならない」と訴えました。
アメリカ国務省のバウチャースポークスマンは記者会見で、パレスチナ民族の権力機構が直ちに行動を取り、新たな武力衝突とテロ事件の再発を抑えるよう要求しました。(09/01)
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