フランスのバルニエ外相は30日カイロで「フランス外務省のある高官が当日バグダッドに赴き、拉致された二人のフランス記者の解放を求める」と述べました。
バルニエ外相は拉致事件のためカイロを訪れエジプト政府からの援助を探ることになります。バルニエ外相は、「まもなく離任するフランス外務省のデウィルディエ事務次官がイラクに赴き、フランスのイラク駐在大使館と協力して二人のフランス記者の解放を求める。」と述べ、更に、拉致されたフランス人を釈放するよう拉致した勢力に呼びかけました。
カタールの衛星テレビ『アルジャジーラ』の30日の報道によりますと、拉致された二人のフランス記者は当日、フランス政府に、学校でイスラム教徒のスカーフ着用を禁じる法律を取り消すように要請し、更に「さもなければ、拉致した人物に殺される可能性がある」と述べました。
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