アメリカ国務省のパウチャースポークスマンは30日、アメリカはイランの核問題に注目している国や国際機構と共に、イランに核計画を放棄させるために引き続き圧力をかける」と述べました。
パウチャースポークスマンは「IAEA・国際原子力機関理事会は今年の9月と11月に会議を開き、イランの核問題について討議する。イランがIAEAと協力し、その核計画を全面的に公開しないならば、イランの核問題を国連安保理の審議に提出する。アメリカ側は関係諸国とその提出の具体的な時間について討議する」と述べました。
長年来、アメリカはイランが核の秘密計画を実施し、大量破壊兵器の開発を図っていると指摘してきました。イラン政府は核問題に関するアメリカの様々な指摘を否定し、「その核計画は純粋に民用の性質をもち、自らが署名したいかなる国際条約にも違反していない」と強調しました。
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