イラン国営通信社の29日の報道によりますと、イラク暫定政府のサリへ副首相は、イランを訪問するため28日首都テヘランに到着したということです。
サリへ副首相の今回のイラン訪問の主旨は両国関係を回復させることと、イラクのアラウィ首相の31日のイラン訪問のために準備を整えることです。サリへ副首相は、訪問に先立って、「私はイラク暫定政府と国民を代表してイラン国民に『友情のシグナル』を送るだろう」との考えを示しました。
イラン外務省のアセフィ・スポークスマンは当日「サリへ副首相のイラン訪問期間中、双方はイラン国民がイラクで拉致された問題を主に討議する」と述べました。
今月に入って以来、イラク暫定政府のアラウィ首相がイランのイラクの内政に干渉したことを非難したことやイランの外交官と国民がイラクで拉致された事件などによって、両国関係は緊張しています。
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