中国外務省の孔泉スポークスマンは、25日北京で、「シンガポールの新しい指導者がこのほどの演説で、1つの中国の政策を堅持し、台湾独立に断固として反対することを改めて表明した。この立場はシンガポールの利益に符合するもので、また、国際社会の共通の認識でもある。この表明は本地域の平和と安定にプラスとなる」と述べました。
これは、このほど、シンガポールのリー・シェンロン首相が、シンガポールの国家成立記念日の市民集会で、談話を発表し、台湾独立に反対すると述べたことについて、中国側はこれをどう見ているかという記者の質問に対して、孔泉スポークスマンが答えたものです。その中で、孔泉スポークスマンは、「中国政府の台湾問題に対する立場ははっきりしたものである。中国と国交樹立したすべての国は実際の行動で1つの中国の政策を堅持しなければならない。中国側は、中国と国交樹立した国の指導者がどのような形であれ、台湾を訪問し、台湾独立の勢力に間違ったシグナルを出すことを断固として反対する」と述べました。(08/25)
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