イラク駐留アメリカ軍は23日未明、AC-130型戦闘機を出動させ、ナジャフの守りに当っていたイスラム教反米シーア派のサドル師の武装勢力の陣地を攻撃しました。
目撃者によりますと、当日の攻撃で、アメリカ軍はAC-130型戦闘機を出動し、イマーム・アリー廟の周囲を支配しているサドル師の武装勢力に猛烈な攻撃をかけました。
サドル師は20日、「イマーム・アリー廟を地元の宗教機構に引き渡す用意がある」と表明しましたが、そのスポークスマンは、その引渡しは、すでに一時的に中止しているとしています。
別の報道によりますと、イラクのソース・オイル社は22日、「イラク南部からの石油の輸出は21日夜から、毎日190万バレルという通常レベルに回復した」と述発表しています。
この企業の責任者は、「ソース・オイル社はすでに、バスラとホラルアマヤの二つの石油輸出埠頭への石油供給を回復した」と説明したものの、石油の輸送回復の理由については明らかにしていません。
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