アテネオリンピックは22日九日目に入りましたが、この日は27個の金メダルをめぐって競技が行われ、中国代表団は4個を奪い、金メダル獲得数ではアメリカを抜きトップに返り咲きました。
まず、射撃のライフル3姿勢個人50メートルの決勝では、中国の賈占波選手が総得点1264.5で金メダルを獲得し、また卓球の女子シングルスでは中国の張怡寧選手が朝鮮の選手を破り、中国としては84年の初めてのオリンピック参加以来100個目の金メダルを奪い取りました。
テニスの女子ダブルツでは、オリンピック初参加の中国の李婷・孫甜甜組がスペインの2人の強豪に2対0で打ち勝ち、この種目では初めての金メダルに輝き、体操の男子鞍馬で、中国の19歳の若手トウ海賓選手が9.837点を取り金メダルに輝きました。
中国代表団は22日までに金22個、銀14個と銅10個でトップに返り咲き、アメリカ代表団は、金21個、銀21個と銅5個で二位に、日本代表団が金13個、銀6個と銅7個で三位となっています。
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