イラク駐留アメリカ軍は19日ナジェフ市内のイスラム寺院付近で、イスラム教反米シーア派指導者サドル氏系の武装勢力に猛攻を加えました。
イラク部隊の協力の下に、アメリカ軍は南部、東部と東北部の三方からサドル氏系の武装勢力に攻撃をかけていますが、これに先立ってアメリカ軍のヘリコプターはこの武装勢力に空爆を加え、数発の砲弾がイスラム寺院内で爆発しており、アメリカ軍の戦車もこのイスラム寺院から200メートル離れた地点まで前進していますが、いまのところ死傷者の状況は分かっていません。
当日、イラク駐在アメリカ軍は、バクダッド東部のアル・サード市でサドル氏の支持者とまたも衝突し、この町の主な道路を占拠しました。これはアメリカ軍が今年5月、サドル氏の支持者と衝突を起こして以来、この町に対して行った最大規模の軍事行動です。
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