イラク南部の都市ナジャフでの武力衝突が17日、尚も続けられ、イラク駐留アメリカ軍は当日ナジャフ市の中心にあるイスラム教シーア派の対米強硬指導者サドル師の指導する『マフディ軍』に攻撃を加えました。首都バグダッド市の中心地も砲撃を受け、数十人が死傷しました。
イラクの緊迫した情勢に対して、イタリアのベルルスコーニ首相はイギリスのブレア首相と17日、イタリアで会談し、イラク暫定政府がすべての努力を払って、政治的な解決方法を通じて、国内の武力衝突を解決するよう希望しました。
同日、イスラム教育・科学・文化機関は声明を発表し、日増しに悪化しているイラク情勢、特にイラク駐留アメリカ軍のナジャフに対する野蛮な砲撃に憂慮を示し、その攻撃を直ちに停止するようアメリカ軍に要求しています。
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