中国外務省の寧賦魁朝鮮半島担当大使は17日北京で、「アメリカと朝鮮双方は、朝鮮半島の核問題で相違の立場にあるが、いまのところ、朝鮮は六ヶ国協議から離脱しないと中国は信じている」と強調しました。
これは、寧賦魁大使が記者のインタビューに答えた際述べたもので、寧賦魁大使はその際、「各側が第三回北京六ヶ国協議で達した共通の認識に基づき、第四回目の協議が9月末までに行われるはずだ。いまは、六ヶ国協議の作業部会会議をいち早く開催させるため、中国側は、関係各側と密接な交流と協調を保っている」と述べました。
寧賦魁大使は「各側の間に朝鮮半島の核問題で相違点があることは事実で。これは回避することはできない。しかし、各側が誠意を持って、柔軟かつ実務的な態度を示せば、新しい共通点を見出すことができ、この協議プロセスを確実に推進できると中国側は信じている」と述べました。
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