朝鮮外務省のスポークスマンは16日ピョンヤンで、朝鮮の提案に応え、朝鮮へ補償を提供すると共に、朝鮮とは敵対の立場をとらないよう表明し、朝鮮半島の核問題を巡る新しい六ヶ国協議の開催に条件を作り出すようアメリカ側に要求しました。
このスポークスマンはその際、「朝鮮半島の核問題の根源は、朝鮮に対してアメリカが極度な敵視政策を取ったことにある。朝鮮半島の核問題を解決するには、アメリカがこの敵視政策を解除することから始めなければならない。アメリカ側は、六ヶ国協議の基盤を破壊したため、朝鮮側はいまの六ヶ国協議の作業部会会議に参加できない」と指摘しました。
同じ日、アメリカ国務省のケシー報道官はワシントンでの記者会見で、「アメリカ側は中国など関係国と朝鮮半島の核問題をめぐる六ヶ国協議の作業部会会議開催について、いま協議中だ」と発表しました。
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