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(GMT+08:00) 2004-08-16 15:09:47    
イラクの政治再建プロセスが起動

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 イラク国民政治会議は15日、イラク暫定政府とアメリカ大使館があるバグダッドの「グリーン地区」で開かれました。これは、イラクが政治再建プロセスで踏み出した重要な一歩と見られていますが、イスラム教シーア派の反米強硬派指導者サドル氏の支持者とイラク駐在アメリカ軍との間で、大規模な衝突が再び発生し、また国民政治会議の開催場近くで爆発が起き、今回会議に暗い影を落としています。

 イラク暫定政府のヤワル大統領は開幕式で挨拶し、「今回会議の開催は、選挙という形式をとっていないことから、完璧なものとは言えないものの、会議を開催したことは、イラク国民にはこの第一歩を踏み出す勇気があることを示している」と強調しました。

 暫定政府のアラウィ首相もその挨拶で、「この会議の開催は、イラクが民主化と対話に向けて歩み出したことを表明するだけでなく、イラクを中東における民主国家の手本にしていくプロセスでの第一歩となり、イラクの崩壊を企む勢力に対する最大の挑発ともなった」と強調しました。

 カーチ国連事務総長特使は、席上、「現在、イラクは大きなチャレンジに直面しているものの、その潜在力は大きい。国連はイラクにできるだけの協力を提供していきたい」と表明しました。

 ところでこの会議は3日間開かれ、前の二日間は活動会議となり、主に政治的移行プロセス、人権、女性の地位、経済の再建及び司法などでの問題を討議し、三日目は、暫定政府の活動を監督する暫定国民議会の81人のメンバーが選ばれる予定です。

 今回会議の順調な開催のため、イラク暫定政府は厳しい安全保障措置をとったものの、会議が開幕されてまもなく、会場近くで爆発が続き、会場近くにある駅で10人余りの死傷者が出ています。

 イスラム教シーア派の聖地であるナジャフでの激しい戦闘は会議の進行を混乱させ、会議に出席した約200人の代表は、カーチ国連事務総長特使のの挨拶が終わると直ちに退場し、残る代表の多くも、ナジャフへの進攻計画を放棄するよう暫定政府に要求しましたが、暫定政府側はこれを拒否したのです。暫定政府内政省のスポークスマンは当日、「イラクの軍隊と警察は、まもなくアメリカ軍の支援の下に、ナジャフに大規模な攻撃をかけ、一挙に戦闘を終了させ、地元の正常な秩序を回復する」としています。

 以上のことを受けて、関係者は、今回会議はここ数十年来、イラクで行われた初めての民主化の試みであり、来年当初に行われるイラク総選挙に備えた「リハーサル」ともなることから、イラクの民主化プロセスで特殊な地位と影響をもつと見ており、イラクの一部国民も今回会議は一つの進歩であることを認めています。しかし、一部のイラクの民衆は、この会議の代表選出は、民主も欠けており、会議の準備ではアメリカ占領当局の偏った色彩が強いと批判しているのです。