日本貿易振興会はこのほど2004年度の世界貿易についての白書を発表し、中国経済の高度成長という導きの下に、去年の世界の貿易額は一昨年より16%増え、中国は世界貿易額の増長のため重要な貢献をしてきたと強調しています。
この白書は、「去年の世界貿易額は約7兆5000億ドルに達し、二年連続の増加振りを示した。中国の情報技術製品などの輸出とエレクトロニクス、自動車、鉄鋼製品の輸出は大幅に増えたことから、中国の去年の輸出入額の伸び率はそれぞれ40%近くと35%に達した。輸入額では、中国は日本とイギリスを追い抜き、アメリカとドイツに次ぐ三番目の輸入国となっている。世界経済で占める中国経済の役割は一層大きくなり、世界経済成長での動力となっている」としています。
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