国連安保理は12日、米英両国が提出した決議草案を一致して採択し、イラク復興を支える『国連イラク支援団』の任期を一年間延期することを決めました。
この決議は、「国連はイラク国民と暫定政府を援助し、代表性をもつ政府機構を樹立するプロセスで、主導的役割を果たすべきである。もし、イラク暫定政府が要求を出すならば、安保理は、来年8月12日までに、国連援助団の任期について審議する用意がある」と述べました。
去年の8月14日、安保理は決議を採択し、国連イラク支援団を設立し、その任期を1年間と決めましたが、去年の8月と9月に国連のイラク駐在事務所が二回に亘って自動車による爆発テロ攻撃をうけたことから、国連はイラクにいるすべての職員を10月にイラクから撤退させたものです。
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