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(GMT+08:00) 2004-08-12 13:30:04    
イラク駐留連合軍とサドル師の支持者との衝突が鍵となる段階に入った

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 イラク駐留連合軍とイラクのシーア派イスラム教徒反米派の指導者であるサドル師の支持者が中部のシーア派の『聖都』ナジャフで行っている新たな大規模の武力衝突は11日、7日目に入りました。アメリカ軍は当日、ナジャフにいるサドル師の率いる民兵組織『マフディ軍』に決定的な大規模軍事行動を行う、と発表しました。これに対し、サドル師は強硬な声明を発表し、自ら率いる民兵組織の兵士に対して、「自分が死亡、或いは拘束されても、戦闘を続け、アメリカ占領軍に攻撃を加えるよう」呼びかけました。これはナジャフでの交戦が鍵となる段階に入ったことを示しています。

 ナジャフに駐留しているアメリカ海兵隊第11遠征部隊は、11日声明を発表し、「サドル師の率いる武装勢力が引き起している戦闘を終結させるため、現在、第11遠征部隊とイラク国民防衛隊およびアメリカの増援部隊は攻撃を加える前の最終準備を急いでいる」と述べました。これに先立って、アメリカ軍はナジャフにいる住民に戦闘区域から離れるよう要求しました。地元の住民は「アメリカ軍のこの行為はこれまでなかったもので、この激しい戦いがまもなくナジャフで展開されるだろう」と述べました。

 サドル師はアメリカ軍のこの攻撃の脅威を前に、直ちに声明を発表し、勝利を勝ち取るまで支持者がアメリカ占領軍との闘争を続けるよう呼びかけました。

 イラク駐留連合軍とサドル師の支持派が5日ナジャフで新たな流血衝突を行った後、双方の衝突は急速に中部と南部の一部の都市及びバグダッド以東のシーア派イスラム教徒が集中的に住んでいる「サドルシティー」に拡大されました。イラク駐留連合軍はナジャフ、サドルシティー、バスラ、アマラ及びクトなどの都市で上空と地上からサドル師の率いる武装装力に大規模な攻撃を加え、『マフディー軍』は粘り強い抵抗を行っています。双方の激しい交戦は大量の死傷者を出しました。

 イラク人の多くの死傷者が出たことと「聖都」のナジャフがより大きな危機に直面していることは、イラク各方面に大きく注目されています。イラク暫定政府の内部でも、異なる声が聞かれました。イラク暫定政府のジャファリ副大統領は11日、カタールの『アルジーラ』テレビを通じて談話を発表し、イラク駐留軍がナジャフから撤退し、イラク治安部隊がナジャフの治安管理の責任を負うよう要求し、「イラク治安部隊はナジャフ情勢を完全に抑えることが出来る」との考えを示しました。これに先立って、ジャファリ副大統領は「イラク住民を殺すことはイラクを文明的に再建する方法ではない。イラクの再建は銃弾に頼ることではなく、国民を保護し、対話を行うことを踏まえるべきである」と述べました。ナジャフ情勢の悪化によって、イラク暫定政府は設立して以来の最大の危機に直面しています。イラク住民が米英連合軍の虐殺を受けたことに抗議するため、南部のバスラ、ミサンなどの省政府の高官は「省政府は中央政府から離れ、石油の輸出を停止する」と警告しました。また、南部都市ナシリヤの6000名のサドル師の支持者は11日デモ行進を行い、暫定政府のアラウィ首相の退陣を要求すると共にアラウィ首相の所属する政党の事務室を焼き払いました。

 国際社会もナジャフ情勢を高度に注目しています。アナン国連事務総長とアラブ諸国連合のムーサ事務局長は、このほど「対話を通じて危機を平和的に解決し武力衝突を避けるよう期待している」と何度も表明しました。