イランのハメネイ最高指導者は、11日、談話を発表し、「イラク人民は、アメリカ軍がイスラム教イラクシーア派の聖地であるナジャフで起こした軍事行動に断固として反撃するに違いない」と述べました。
イランの国営放送がハメネイ最高指導者の話しを引用し、「イラク駐留アメリカ軍がナジャフで犯した罪が許されないものである。ここ数日、ナジャフで発生した衝突が世界のイスラム教徒、特にシーア派教徒の反米情緒をエスカレートさせている」と報道しました。
関連の報道によりますと、イラクのアル・シャーラン国防相は、9日、「ナジャフ地区でイラン製造の武器が発見され、これは、イランがイラク国境内で暴力活動を扇いでいることを立証している」と述べましたが、イラン側はこれを否定し、また、イランがイラクの内政に干渉していないと表明しました。(08/12)
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