イラク駐在エジプト大使館の責任者シェラフ氏は10日、バグダッドで「大使館では、イラク武装グループに拉致されたエジプト人トラック運転手・セナドさんを救出するために尽力している」と述べました。
シェラフ氏は、「エジプト大使館が把握した情報によると、イラクで拉致されたエジプト人はセナドさん一人である。エジプト大使館はイラクの関係部門と連絡を取り、セナドさんの無事救出を確保していく。エジプト大使館は、エジプト人タワムリ氏がイラクで拉致され、10日に殺害されたことを知らず、いまはイラクの関係部門に情報を確かめているところだ」と述べました。
伝えられるところによりますと、アラビア語のウェブサイトは10日、「アルカイダ」のNo3といわれるザルカウィ氏の率いる武装勢力のビデオ映像を放映しましたが、それには、エジプト人ムタワリ氏が首を切断されるシーンが写っていたということです。
|