イラク暫定政府は8日は、「殺人や、国家安全への脅威、麻薬販売などの重罪を懲罰するため、イラク政府は、取り消した死刑を回復することにした」と発表しました。
イラク暫定政府のジャナビ国務相は、「死刑の回復は、当面のイラク情勢とは関係がなく、現在、裁判を控えたフセイン前大統領の件に対する決定でもない。これは、政府がいつでも犯人を処決できることを意味せず、国家の安全と平和のためだ」との考えを示しました。
去年4月フセイン政府が転覆した後、イラク駐在アメリカのブレマー最高文民行政長官が死刑の一時廃止令に署名したということです。(08/09)
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