国連のアナン事務総長が4日、「国連の新任特別代表であるカジ氏は少数の国連職員を率いて15日までにイラク入りし、イラクの国民政治会議に参加し、またイラクでの国連活動を回復する」と発表しました。
国連のアナン事務総長は、「私はすでにアメリカとイギリスの国連大使に、国連のイラク復帰計画を通告した。しかし、アメリカの指導する多国籍部隊とイラク暫定政府がイラク国内の安全情勢を改善できないでいる状況の下では、国連は大量の職員をイラクに派遣できない。カジ氏とその他国連職員の安全はいまのところアメリカの指導する多国籍部隊に頼るしかない」と述べました。
アナン事務総長はまた、イラク側が、今回の国民政治会議への参加範囲を更に拡大するよう求めています。
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