NATO・北大西洋条約機構の加盟各国の大使は29日会議を開き、イラクに軍事訓練の要員を派遣することについて討議しましたが、合意に達しませんでした。
NATOの高官が明らかにしたところでは、フランスを始めとする一部の国々はこれまで、イラクへの軍事訓練の要員派遣に反対していたとのことです。29日の会議では、フランスなどの国々は、イラクでイラクの治安部隊を養成することには反対しいなかったものの、NATOの軍事訓練要因がアメリカの指導のもとにあるイラク駐留連合軍の指揮を受け、派遣の費用を加盟国が負担するとのアメリカの提案を拒否しました。
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