ドイツのテレビARDの26日の報道によりますと、イラク駐留のアメリカ軍は、このほど、 "治安"の理由で多くのイラクの未成年者を拘束したことを初めて認めました。
イラク駐留アメリカ軍当局のスポークスマンは、このテレビ局の番組の中で、「アメリカ軍は、アブガリブ刑務所などで58人の14歳から17歳までのイラクの青少年を拘束している。虐待事件が発生したら、アメリカ軍当局は、真剣に調査する」と述べました。しかし、今まで、一件だけ調査されました。
この番組の中で、アムネスティ・インターナショナルのドイツ支局の事務局長は、「アメリカ軍のイラク青少年囚人虐待事件は決して1回ではない。バスラで1人の16歳のイラク少年がアメリカ軍に拘束されて死亡した事件があったことを知った」と述べました。
ARDは5日、アメリカ軍がイラク青少年を拘束し虐待した問題を公けにしたとのことです。
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