日本の日中友好協会は、このほど、東京で第2回常任理事会会議を開き、憲法第9条を守り、戦争を起こす誤りが二度と発生することを決して許さない決議を採択しました。
この決議は、「日本の世論調査の結果、大多数の日本国民は、憲法第9条の改正に反対している」と指摘しました。日中友好協会は、「憲法第9条の維持に賛成する全ての人々と共に、全力を上げて憲法の第9条を守っていく」と述べました。
日本国憲法の第9条は、日本は国際紛争を解決する手段としての武力を永久に放棄し、陸海空軍その他の戦力を保持しない、と規定しているとのことです。
別の報道によりますと、400人余りの日本の市民は、26日、大阪地方裁判所に訴訟を提起し、日本政府のイラクへの派兵が憲法に違反したと主張し、政府が直ちにイラクへの派兵を止めるよう要求しました。この訴訟状は、「日本がイラクへ自衛隊を派遣することは憲法第9条に禁止されている"交戦権"を行使しているものだ」と述べています。今までに、札幌、東京、名古屋、大阪の4つの地方裁判所は、いずれも日本政府に対する市民の同じの訴訟を受理しているとのことです。
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