日本防衛庁がこのほど公開した戦史資料により、第二次世界大戦期間中、旧日本軍は中国で致死性毒ガスを使用していたことがあきらかになりました。
毎日新聞は26日のトップページで「この戦争資料は防衛庁の公開審査委員会で再度審査されたあと公開されたものである。記載によると、1942年2月、中国山西省で戦闘した日本軍はこの省の10の村落で黄剤と呼ばれるイペリットを使用したとのことだ」と報道しました。
これまで、日本政府は中国で死に至らない程度の化学製剤を使用したことは認めていましたが、致死性の毒ガスの使用については資料が完全でないことを理由に、認めていませんでした。
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