イラク暫定政府のゼバリ外相は18日、バグダッドでアメリカのアーミテージ国務副長官と会談しました。
アーミテージ国務副長官はアメリカがイラクへ主権を移譲したあと、イラクを訪問した始めてのアメリカ高官ですが、ゼバリ外相は会談後の記者会見で「双方は共に関心を寄せる問題、特にイラクと隣国との関係について討議した。イラクは隣国との関係の正常化に努めており、イラクの安全と安定プロセスは隣国の援助を必要としている。イラクは43ヶ国に大使を派遣し、また大赦免令を出して一部イラク人を赦免する」と述べました。
アーミテージ国務副長官は「アラウィ首相とゼバリ外相との会談はいずれも非常により成果があった」としながらも、イラクの赦免問題ではアメリカは発言権があるとの見解を表明しています。
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