フィリピンのドリロン上院議長は15日の記者会見で、人質問題解決のため、イラクから人道的援助チームを撤退させるというフィリピン政府の決定を尊重するようアメリカに要求しました。
ドリロン議長は、「フィリピン軍のイラクからの撤退は、世界の反テロ活動にマイナス影響をもたらさない。フィリピン政府のこの決定は個別なことであり、フィリピンの反テロ活動を批判する標準となってはならない」と述べました。
同日、ホワイトハウスのマクレランスポークスマンはワシントンでの記者会見で、フィリピン軍の期限を繰り上げてのイラク撤退に失望の意を表しました。
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