中国外務省の章啓月スポークスマンは15日北京での記者会見で、「国連は更に改革を行い、安保理を適当に拡大させるべきだ」との考えを示しました。
現在、ドイツのフィッシャー副首相兼外相が中国訪問を行っています。伝えられるところによりますと、フィッシャー外相は中国の李肇星外相と会談した際、ドイツが国連安保理の常任理事国の資格を獲得することを支持するよう中国側に求めました。
章啓月スポークスマンはこれに対し、「国連改革の問題については現在、国連範囲内で広く協議を行っている。中国側もこの問題について国連のほかの加盟国と協議している」と述べ、「ドイツはヨーロッパないし世界でも重要な役割を果たしており、中国側はドイツが世界で更に重要な影響と役割を果たすよう希望している」と語りました。(07/15)
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