アメリカのCIA・中央情報局のある関係者は13日、BBCの夜間ニュース番組で、「イラク戦争は実際上、アルカイダを支援している」と述べました。
この関係者はCIAで23年間働いたベテランで、番組でアメリカ政府の2つの考え方を批判しました。1つは、ビン・ラーディン氏とアルカイダが逃亡中だという考え、2つ目は、イラクへの介入はアメリカに安全をもたらすという考え方です。また、「現在、アメリカはイラク及びアフガニスタンで失敗に次ぐ失敗の情勢に陥っている。アメリカ政府が起こしたイラク戦争はビン・ラーディン氏へのプレゼントである」と語りました。
このCIAの関係者は、番組の中で、政府による中東政策、また、無制限にイスラエルを維持する政策を反省するよう政府に呼びかけました。(07/14)
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