中国外務省の章啓月スポークスマンは13日北京での記者会見で、「中米両国はいずれも世界で重要な影響をもつ国であり、両国がハイレベルの往来と対話を維持することは、両国関係の発展とアジアひいては世界の安定にプラスとなる」との見解を示しました。
章啓月スポークスマンは記者の質問に答え、「アメリカのライス国家安全保障担当大統領補佐官の中国訪問期間中、中国の指導者はライス女史と会談や会見を行い、中米関係、地域問題と国際問題について踏み込んだ意見交換を行った。中国側は、中米両国が相互尊重、平等な対処、小異を残し大同を求めるという原則を踏まえ、対話を通じて共通の認識を増やし、相違点を少なくしていくよう望んでいる。中国側はまた、中米関係における台湾問題の重要性を明確に強調し、アメリカ側がこれまでの何回もの承諾を守り、一つの中国の政策を堅持し、両国の三つの共同コミュニケの精神を踏まえ、"台湾独立"活動に反対していくよう希望した」と語りました。
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