中国外務省の章啓月スポークスマンは13日北京での記者会見で、「シンガポールのリー・シェンロン副首相の台湾訪問は、"一つの中国の政策"を堅持していくとのシンガポール政府の承諾にひどく違反するもので、両国関係の政治的基盤を損なったことから、シンガポールは両国関係が損なわれたことに全責任を負うべきだ」と強調しました。
章啓月スポークスマンはこのことについて、「台湾問題は中国の核心的利益にかかわる問題で、この問題での中国政府の立場は一貫しており、断固たるもので明確である。シンガポールの副首相としてリーシェンロン氏がいかなる名義を用い、いかなる口実を設けて台湾を訪問することは、両国の協力関係に深刻な結果をもたらすのを避けることはできない」と述べました。
|