フィリピン人人質を拉致したイラク武装グループの"イスラム軍"は、12日、「このクルーズ人質を殺害する期限を24時間延期する」と述べました。
カタールの衛星テレビアルジャジーラの報道によりますと、"イスラム軍"は、声明のなかで、「フィリピン政府にイラクからの軍隊撤退を改めて考えさせるため、11日という人質殺害の期限をさらに24時間延期する。現在、この人質は死刑執行の現場に送られており、食べ物や水を与えられている」と述べています。
別の報道によりますと、クルーズを救うためにクルーズの妻や兄弟は、フィリピン労相につきそわれて、12日にヨルダンの首都アンマンに着いたとのことです。
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