イラク暫定政府のアルワン衛生相は、10日、バグダッドで開かれた記者会見で、「ひどく破壊された国内の医療衛生システムを再建するには、10億ドルの資金が不足している」と述べました。
アルワン衛生相はその際、「医療衛生システム再建の10億ドルの資金を集めるために、イラク暫定政府は、世界銀行、国連及び一部の国と経済や技術の援助問題を協議している」と述べました。
アルワン衛生相は、また、「イラクの医療衛生システムには、医療設備と医薬品の不足や医療関係者の不足及び管理上の混乱などの問題があり、一方、多くの外国人が入国することによってエイズなどの伝染病をもたらす可能性の脅威に直面している」と指摘しました。
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