中国外務省の章啓月スポークスマンは8日北京での記者会見で、「中米関係が持続的に、健全かつ安定して発展していくかどうかは、主には台湾問題が適切に解決されるかどうかにかかわっている」と強調しました。
これはアメリカのライス国家安全保障担当大統領補佐官の中国訪問についての記者からの質問に答えて語ったもので、章啓月スポークスマンはその際、「中米両国の国交樹立25年来、両国関係は全般的には順調に発展しており、両国は多くの二国間問題と国際問題で意見を交換してきた。中米関係の順調かつ健全な発展は、アジアひいては世界の平和に重要な意義がある。アメリカ側が戦略的高度と長期的見地から中米関係の発展に対処し、一つの中国の政策を堅持し、中米間の三つの共同コミュニケを遵守し、"台湾独立"に反対していくよう中国側は希望している」と述べました。
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