日本の小泉純一郎首相と川口順子外相は、7日夜、日本を訪問中のアメリカの国家安全保障担当のライス大統領補佐官と会談を行いました。
報道によりますと、ライス大統領補佐官は、会談した際、日本のイラク派兵とイラク復興への参与に感謝の意を表しました。小泉首相は、「日本とアメリカは協力を強化し、イラク復興のために引き続き努力していくべきだ」と述べました。
朝鮮半島の核問題について、ライス補佐官は、アメリカは6カ国協議のメカニズムを通じてこの問題を解決する、という基本的な立場を表明しました。小泉首相は、朝鮮の核問題を解決するため、日本とアメリカと韓国の3国は中国と協力する必要がある、との見解を表しました。
双方は、拉致された日本人人質の曽我ひとみさん一家再会、及び曽我さんの夫の旧韓国駐留アメリカ軍兵士のジェンキンス氏への対応問題などについても討議しました。小泉首相は、「これからも、これらの問題についてアメリカと協議を続けていく」と述べました。
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