中国外務省の章啓月スポークスマンは6日北京での記者会見で、「日本の指導者による靖国神社参拝に中国は断固として反対する」と強調しました。
報道によりますと、日本の小泉首相は2日夜テレビ朝日の報道番組で、毎年靖国神社を参拝すると表明し、靖国参拝によって中国を訪問できなくなるのはおかしいとの談話を発表しましたが、章啓月スポークスマンはこれについて、「日本の指導者が被害国の国民の正義の呼びかけを無視し、以上のような挑発的言論を絶えず発表することに中国は不満と遺憾を感じている。靖国神社には第二次世界大戦に中国とアジアの隣国に対し大きな罪を犯した日本のA級戦犯が祭られている。かの歴史的事実を正しく認識し、これに対処していくことは、中日関係の政治的基盤であり、日本がアジアと国際社会からの信用を得られるかどうかの重要な条件でもある。日本の指導者が侵略の歴史を反省した際示した承諾を守り、被災国国民の感情を傷つけるようなことを二度としないよう中国側は希望している」と語りました。
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