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(GMT+08:00) 2004-07-06 16:29:19    
イラク暫定政府とサドル師、"帰順"の問題で対抗

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 イラク暫定政府は5日、反米抵抗者の赦免令の公布をまたも延期しました。イラクのシーア派ムスリム反米組織の指導者サドル師も当日声明を発表し、「新しく組織された暫定政府は不法なもので、圧迫と占領に引続き抵抗していく」と述べました。これは、イラク暫定政府とサドル師が"帰順"の問題で"ゲーム"を続けていることを示しています。

 イラク暫定政府のアラウィ首相はこのほど、硬軟両様の手を使って、サドル師が政府に帰順し、かつ"マフディ軍"を解散することを迫ろうとしました。アラウィ首相は4日、アメリカのメディアの取材を受けた際、「イラク国内にあるすべての不法武装勢力は武器を放棄しなければならない。イラクには、いかなる民兵武装勢力も活動する余地がない。どんな人でも法律を守り、法律の制約を受けるべきで、サドル師も例外ではない」と述べると同時に、「政府は大赦を行う可能性がある」と述べました。アラウィ首相のスポークスマンも、この前、「イラク暫定政府は反米武装勢力の赦免計画を考えており、アメリカ人を殺害したことのある武装勢力をも赦免する可能性もある」と発表しました。イラク暫定政府は、武装を解除しない民兵武装勢力を懲罰すると同時に、大赦でサドル師とその武装勢力を帰順させる目的を達したいことを示しています。

 それと同時に、サドル師も、イラク暫定政府と対応していました。サドル師は6月中旬、「新しく組織された暫定政府がアメリカ軍のイラクでの駐留を終えさせることができれば、政府と対話し、同時に政党を組織し、イラクの政治プロセスに参与する」と述べましたが、最新の声明は「現在のイラク暫定政府は"不法"なもので、"占領の産物"だ。占領者やその協力者との間に停戦はない。占領に抵抗することはイラク人の合法的な権利で、圧迫や占領に引続き抵抗していく」と述べました。

 イラク暫定政府とサドル師の対抗は、各自の政治策略と政治目的を反映しています。暫定政府は、イラク軍と警察がサドル師の武装に対抗できないし、鎮圧がシーア派のムスリム民衆を怒らせる恐れがあることが分かっているから、サドル師に不法武装への攻撃の警告を出すと同時に、大赦などの方法でサドル師が反抗を放棄して政治プロセスに向かうことを誘導したいのです。

 一方、サドル師は、イラクで、政教一体でシーア派主導の国家を確立することを希望しており、サドル師自身はその過程で最大の影響を発揮したいのです。軍事占領反対の立場はサドル師の威信を高めたが、シーア派での宗教的地位や"マフディ軍"でのサドル師の実力はアメリカとイラク暫定政府との対抗を許しません。だから、サドル師は、強硬になったり妥協したりして、実力を保存できるし、イラクの政治再建のプロセスの外に排斥されることもないのです。

 現在の情勢から見て、イラク暫定政府とサドル師はこの問題でゲームをしばらく継続していくでしょう。