アメリカの『ワシントンポスト』4日付けの報道によりますと、イラク復興支援のために、アメリカ議会が去年の10月に承認した予算支出は184億ドルに達しているが、今年の6月22日までに支出されたのは実際にはわずか3.66億ドルで、予算総額の2%にすぎないとのことです。
この報道は、ホワイトハウス予算事務室が議会に提出した報告を引用して、「アメリカがイラク復興のために支出した資金の大部分はイラクの社会安全の補償や電力供給に使われた。その次は、教育、人権、民主、管理に関する分野だ。イラク人と密接な関係のある医療衛生、供水、汚水処理及び道路や橋などの建設工事面ではいかなる支出もない」と述べています。
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