中国国務院台湾事務弁公室の李維一スポークスマンは30日、北京で開かれた記者会見で、「大陸は両岸の往来の拡大を一貫して支持し、大陸住民の台湾観光の早期開放を主張する」と述べました。
李維一スポークスマンはその際、「大陸の住民が台湾へ観光に行く性質は国内観光で、祖国大陸は両岸観光業の民間機構が大陸住民の台湾観光に関する具体的な事務について交流と協議を行うことを支持する。しかし、台湾当局はあれこれと阻止し、いろいろと障害を置け、大陸住民の台湾観光をいままでにも実現できなかった」と指摘しました。
李維一スポークスマンは、国家観光局の局長がいわゆる"台湾の交通主管部門"の責任者と今年のAPEC・アジア太平洋経済協力会議で会談を行うことに関する報道は事実ではないと明らかにしました。
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