29日付けのイラク各新聞は、イラク暫定政府が連合軍当局から主権を取り戻したことに歓迎の意を示すと共に、暫定政府を支持することを表明しています。
新聞「バグダッド」は、「新しい政府が直面する困難に勇敢に対応し、国民を率いて正しい方向に向かって前進するものと信じている」と述べました。
イラクシーア派政党であるアッダワ党の機関新聞「アッダワ」は、第1面に「新政権に機会を与え、主権移譲後の新政府のやり方を注意深く見守るよう」イラク人民に呼びかけています。
イラク・イスラム革命最高評議会傘下のある新聞は、記事を載せ、国家主権の回復に喜びに感じると共に、イラク国民の利益にために、政府側に立つよう国民に呼びかけています。
しかし、一部の世論は、「新政府が持つ主権には限度があり、人々は来年1月の総選挙を期待している」と述べています。
|