中国外務省の章啓月スポークスマンは15日北京で、「中国はアメリカ側は中国側の立場をものともせず、台湾のWHO・世界保健機関への参与を支持する法案を採択したことに断固反対する」と表明しました。
章啓月スポークスマンはその際、「台湾は中国の一部分である。国連大会の関係決議とWHOの規定に基づき、台湾がメンバーあるいは準メンバーとしてWHOに加盟する資格はない、オブザーバーとしてWHOの活動に参加する資格もない。このほど開かれた第57回世界衛生大会で、広範なメンバー国は台湾当局のWHO参与の企みを拒否した。これは国際社会がこの問題で広範な共同認識と明らかな態度を持つことを示している」と述べました。
章啓月スポークスマンは更に、「アメリカ政府は世界の民意に順応し、台湾当局の政治的陰謀をはっきりと見極め、中米間の三つの共同コミュニケと一つの中国政策を遵守し、台湾のWHOへの参与を支持する一切の言動を止めなければならない。そうしないと、中米関係の発展を損なうだろう」と述べました。(06/15)
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