アメリカの新聞「ワシントン・ポスト」は12日、イラク駐留アメリカ軍の最高指揮官であるサンチェス司令官はかつて刑務所でのイラク人に対する厳しい尋問を許可したことがあると報道しました。
この報道によりますと、イラク人に白状させるため、サンチェス司令官は、いかなる手段の使用を許可しており、それには軍用犬を使ったり捕虜らに食事を与えなかったり、長期に単独房に入れたり、睡眠時間を転倒させたりすることが含まれています。
これらの尋問法は、ほとんどがキューバのグアンタナモアメリカ軍海兵隊基地の刑務所のやり方で、今年の5月、このアブグレイブ刑務所での捕虜虐待事件が暴露され、国際社会から非難されていたものです。(06/13)
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